竿 いろいろと専用竿が出ていますが、取り合えず、やや先調子のシロギス竿や
ルアーロッドでも可。
専用竿の場合はダイワのリーディングＸシリーズ7:3や8:2などやシマノのベイゲーム等。取り合えず貸し竿もあります・
リール 水深は20m前後ですので、ベイトリールが良いでしょう。スピニングだと
ちょっとかったるいかな。 ダイワのミリオネアもシマノのカルカッタ、もちろん、
量販店に売っている1-2号の新素材が100m前後巻けるものならOKです。
三喜丸では竿、リールセットで1日500円です。
ビシ 通常のアジのビシカゴは130号と重たいのですが、40号のカゴを使用します。
もちろん量販店で売っていますが、無い場合は三喜丸でも販売していますし、
無料(紛失の場合1500円)でお貸ししています。(左が130号 右が40号)
テンビン
腕長20-30cmのものがベスト。
クッションゴム
竿が硬い場合は1mm 15cm程度のものが良いでしょう。でもクッションを
付けないでアジの引きをダイレクトに味じわって下さい。
仕掛け
従来の仕掛けでOKですが、1.5号の1.8mの2-3本が良いですネ。潮が無く
食いの良い場合は1mの仕掛けのほうが食いが良い場合がありますが、
通常は1.8mの方が良いですネ。短いのが良い場合はちょっと詰めればOKです。
付けエサ
アカタンや青イソメが良いですネ。青イソメは1-2cm程度に切っておきましょう。
アジの釣り方
①道具のセット
自分の釣り座に竿にビシカゴ、コマセの順にセットします。
通常のアジ釣りの場合はロッドキーパーをセットしますが、ライトの場合は手持ちで釣るので
無くても大丈夫です。仕掛けは釣り場に到着してから天秤に付けましょう。
②アカタンを仕掛けに付ける
針にそれぞれアカタンや青イソメを付けます。アカタンは
1ツでOKです。大きいものはハサミで切って下さい。アジの仕掛けの針はムツ針といい、
針先が曲がっているので、針先は必ず出して下さい。また風の無い場合は
仕掛けは船の外に出しておくと絡まないですヨ。
③ビシにコマセを詰める
備え付けのレンゲでビシに入れましょう。小さなビシを使うと多く詰めたくなりますが、
コマセが出にくくなり、逆効果の場合があります。ライトの場合、激しく竿を振るのは得策ではありません。
タナも通常のアジの場合は2-3mですが、ライトの場合は1-2mと低く、ビシがアジの群れの
近くでガシャガシャ振ってしまうと逃げてしまう場合があります。時にはタナを取ってそっ～としていた方が
良い場合がありますのでご注意下さい。
④仕掛けの投入
竿を持ち、もう片方の手でビシを持ちます。
リールのクラッチをはずし、親指でスプールを押さえ、
自分の前方に振り子の要領で投げ入れます。
最初は無理をせずに少しずつ慣らしていきましょう。
(写真は通常のアジ釣りのタックルの写真を使用しています)
⑤ビシの着底まで
投入から着底までは必ず、親指でサミングしながらスピードを調整して
下さい。なにもせずフリーで糸を出すと、バックラッシュして
手前まつりをしたり、おまつりの原因になります。
片手で竿、片手でリール サミング
⑥ビシの着底と糸ふけを取る
ビシが着底するとふわっと軽くなります。この時が
着底した瞬間です。リールのクラッチを戻し、
竿先にビシの重さを感じるまで巻きます。糸ふけがとれて
まっすぐになったら1-2m(船長が指示します)ほど巻きます。
道糸には1mずつ印がついていますので、必ず道糸のマークで見てください。
⑦コマセを撒き方と棚とり
前項の1-2m巻いた状態から、コマセを振ります。コマセの撒き方は大きくガチャガチャ竿を
振らずに50cm前後ソフトに3～4回振りましょう。その後、そっと竿を立ててコマセの煙幕の中に
仕掛けを入れてください。30～50秒待って、あたりが無い場合は、
同じこと(⑥と⑦)を3～4回繰り返してください。
コマセの撒き方は重要なので釣場で実際に船長に聞くほうが良いでしょう。
⑧アジからの魚信・・・・ヒット～！！！
アジがあたると竿先がピクピク動きます。ライトの場合はアジの当たりは強烈です。
けっして慌てずまたビックリ合わせをせずに、巻き上げてください(ムツ針はアジがかかった時点で
掛かっています)。上にくるまで充分にアジの強烈な引きを味わいましょう。
⑨ビシの取り込み
ビシが海面すれすれに来たら竿を立てて、竿を竿たてに立て、ビシをとります。
初心者の方は必ず、嬉しさのあまり巻きすぎてしまいます。巻きすぎてビシをバンジージャンプのように空中で
ブラブラしてしまうと、アジが反動で落ちてしまいますので必ず、水面スレスレで
止めてください。
アジの取り込み
そのまま竿を立てるとビシが手元にきますので、竿はロッドキーパー置く、または
竿立てに立て、 ビシをコマセの容器に入れます。続いて、ハリスの半分ほどの
ところを持ってアジを一気に抜き上げます。釣り上げたアジは海水を入れたバゲツに
泳がせますが、数が増えたら、アイスボックスに移します。アジは死んでしまうと口が
開いてしまうので見た目も悪くなりますので早めの方が良いでしょう。
この場合、氷の入ったアイスボックスには必ず海水を入れましょう。
入れないとアジが白っぽくなってしまいます。
⑩再投入
続いて、再度コマセを詰めて再投入します。凪の場合仕掛けは船の外に出しておくと仕掛けが
絡まずに手前まつりが減ります。でも混雑時、風が強い時はとなりの人と絡まる原因になりますので、
ご注意下さい。
⑪おまつり
ビシの棚を取り、あたりを待っているときにふわっと糸ふけが出る場合があります。この場合は
他の人とおまつりをしています。すぐに巻き上げます。必ず声を掛け合い、なるべく
同じスピードで巻き上げましょうネ。
⑫釣場の移動
アジが釣れない場合は釣場を移動します。波でコマセの容器が飛んだりしますので、移動時は
コマセの容器を船の中に戻しておきましょう。また波がかかったりしますので移動時は船内に
移動しましょう。
⑬帰港
さ～、たくさん釣れたかな～。帰港したら帰宅まで時間が掛かる方は船宿で氷の追加をして下さい。
その後、駐車場までお送りしますので手を洗ったり、お茶をのんで一服してください。
下処理の分からない人は遠慮せず、スタッフにお声をかけてください。
簡単な下処理、料理方法をお教えします。
⑭料理
その日に食べるアジは簡単皮むき、美味しい自家製干物、ふわふわアジフライ、
美味しい外道料理をご参考に。
また内蔵やエラを取り、ジブロックなどの袋に入れておけば刺身で2－3日は大丈夫ですので
ご家族でお楽しみ下さい。でもお帰りは疲れているのでお気をつけて～。
ライトタックルアジ釣り講座
