タックルのメンテナンス
日ごろ何気なく使っている、竿とリール。他にもロッドキーパー、道糸、天秤、コマセカゴといろいろありますネ。
でもタックルにとって塩分は最大の敵。皆さんはどんなメンテナンスをしているのかな。
竿
竿は家に着いたら必ず、真水で洗って塩分をを落しましょう。とくにガイドは手入れを怠るとすぐに錆びてしまいます。
お客さんによっては「一緒に風呂に入る〜」なんてお客様も。錆びてしまうと結構交換には手もかかるし、メーカーに
出すとビックリしちゃいますヨ。たまには古くなった歯ブラシで綺麗にして下さい。
リール
使用後は、ドラッグをギュッと締めて丁寧に洗いましょう。真水に漬けるのはNGですネ。リールも竿同様、
歯ブラシやブラシで綺麗に洗って、コマセ等を丁寧に落としてください。時折、アジのミンチが付いて色が変わっている
リールのお客様もチラホラ。三喜丸ではH船長かな(^▽^笑)。また水洗い後はリールの下に必ず、
水抜きの穴がありますので、よ〜く水を抜いてください。
また電動リール等はスナップを外して、空巻きすると熱でモーターが乾きますので、お試し下さい。
また手巻き、電動リールともに潤滑油(CRC556等)をさす穴があります。また並行巻きなどにも必ず潤滑油をさすと
良いですね。でもドラッグには絶対ささないで下さい。
お手入れ後は必ずドラッグを緩めて保管して下さい。近頃は塩分中和剤のスプレーも販売されています。
これは使用後に金属部にスプレーして10〜20秒後に水洗いし、布で水分を拭き取り表面に付着した塩分を
化学的方法により不活性化し、錆や腐食を防止するようです。でも使用後は上と同様、潤滑油を
スプレーして下さい。でも凄いですネ。
また電動リールは使わない時期には定期的にオーバーホールしましょう。「ドラッグだけ直して〜」なんて頼んでも、
良くなりますヨ。お試し下さい。
バリバス 塩分中和剤
バリバスが独自に開発した塩分中和剤+防錆剤です。
大切なタックルをサビからガッチリ守ります。
ラインの塩ヌキ、リール、ガイド、フック、ウエアやバッグのファスナーなど、
あらゆる錆止めにご利用ください。使い方はとっても簡単。シュシュッ!とスプレーするだけです
より完璧にサビを防ぐためにも、後の洗浄やメンテナンスをお忘れなく。
環境保全にも万全で自然にやさしく、使用後は水に戻ります。
ライン
棚は下から○○mなんて、普通に使っているライン。でもリールには200〜300m前後のラインが巻いてあります。
本当は換え巻き用のスプールに巻いて塩分を抜けば良いのですがなかなかそこまでは・・・。
また使っているのは上の方だけ。気をつけて見ると普段使っている所だけ痛んでいる。こんな経験がありませんか。
そんな時は古いリールがあと2ツあればラインを裏返しに出来ますネ。そうすればラインのマーカーも見易くなるし、ラインも
新品になります。またその後、痛んでいる所があったら思い切って切ってしまいましょう。「大型のマダイが来たのに
切れちゃった〜(T-T) グスッ」なんてことがないように(^w^) ぶぶぶ・・・。